

はじめに
みなさんこんにちは!復旦大学日本人留学生会です。
前回の記事(「全域封鎖期間中の生活〜校内篇〜」)に続いて、今回はパート2となる校外生活編を公開します!今回は、学校外での生活経験がある学生会メンバーが現状をお伝えしていきます。(*4月下旬時点)
本記事は、PCR検査について、物資状況について、ボランティア活動について、の3パートに分かれています。
一 PCR検査
まずは、PCR検査の様子を見ていきましょう!
PCRの行列。ソーシャルディスタンスをとりながら、順番待ちをします。上海の人口は約2500万人とかなり多く、どこのマンションでも大行列が。初めの何日間かは時間指定はありませんでしたが、その後は呼ばれてから検査するという形になりました。毎日検査をやるのはさすがに疲れてしまいます……
核酸コード(核酸码)をスキャンしてから検査を受けます。こちらは先日から運用された、1ヶ月間有効の核酸コード。検査結果もこのページから見ることができます。
最近では、PCRに加えて抗原検査も加わりました。検査キットが事前に配られ、各家庭で検査を行います。(写真左)
PCRに並んでいる間、「连花清瘟胶囊」という漢方薬が配られたマンションもあるようです。この薬は、国内でコロナに効くのではないか?という論争が起こっているようです。(写真右)
(執筆:佐々木)
二 物資の状況
封鎖期間中はスーパー等が全て営業停止となっているため、普段のような自由な買い物はできません。そこで次は、封鎖期間中の物資調達(買い物)方法についてご紹介します。
調達方法① ネットスーパー 中国といえば外卖(ワイマイ)。お馴染みの京东・盒马・叮咚买菜等のネットスーパーから買い物をすることができます。ただし、指定時間にしか支払えなかったり、短い時間しかお店が空いていなかったりと、争奪戦はかなり大変です(=”抢菜“)。
調達方法② “团购” マンションの住民と管理会社が一緒に運営するwechatグループに参加し、野菜、牛乳、お肉、そのほかの生活用品など、さまざまな物資を共同購入することができます。こちらが最もオーソドックスな物資調達(買い物)方法となっているマンションも多いかと思います。外国人の多いマンションでは、英語や日本語でグループを運営することもあります。
(マンション内でもっとも大きい団体購入グループのひとつ。その参加人数はなんと500…!)
調達方法③ “礼包” 区や街道によって配られるもの、回数は異なるようですが、政府からは無料の配給物資を貰うことができます。 下の写真はとあるマンションへの第1回、第2回、第3回、第4回配給物資。ステーキ肉や調味料なども支給されます。
番外編
突然の需要に備えて、ボランティアの方がこういったものを用意してくれるマンションも..!日本語も添えてあって親切ですね。
4月中旬より、陽性者のいないマンションは外出が可能となりました。しかし、スーパーなどは未だオンライン販売のみを受け付けているため、入店して購入することはできません(一部地域を除く)。しばらくは上記の調達方法を続けることになりそうです。
(執筆:山川)
三 ボランティア活動
封鎖期間中は“足不出户”の体制をとるマンションが多いです。そのため、購入したものを無事に自宅玄関前(もしくはマンションロビー)まで届けるのにはボランティアの存在は欠かせません。学生会メンバー・青山も、封鎖期間中はボランティア活動に取り組みました。
青山さんがボランティアをする姿
私が住む上海市浦東地区では3月中旬より、マンション内封鎖となりました。その後、3月末からロックダウンが始まり、現在では、1ヶ月弱の外出禁止が続いています。私の住むマンションは4000人以上の住民を抱える大きなマンションの為、食料配送だけでも大変な作業となります。最初は感染リスクから、ボランティアを行う事に抵抗もありましたが、「自分でも微力ながら地域の力になりたい」と、配送ボランティアに立候補しました。今回のボランティアが、日中両国の交流につながる様に、今後も続けていきたいと思います。(青山)
以上が全域封鎖期間中の校外生活についてでした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
END
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私たちについて
私たち復旦大学日本人留学生会は、2008年に成立された、復旦大学の日本人本科留学生数名が組織・運営をする、留学生事務所に属する学生組織です。
復旦の日本人学生を主なターゲットとし、日中交流会や、フリーマーケットの開催、それから就活説明会の運営など、幅広い分野で活動をしています。
また、復旦の日本人学生を集めたwechatのグループを運営し、学生間でのよりスピーディーな情報交換を実現しています。
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