学部紹介第3回は新聞学部1年の趙嘉納さんと中国文学部1年の森川依奈さんです!
当初予定していた時よりもボリューミーになってしまいましたが最後まで読んでいただけると幸いです!
1年 趙嘉納さん
~学部紹介~ 新聞学部
Q.1
新聞学部ではどんなことを学んでいますか?
主に報道、メディアについてです。
特に最初の2年間は自分が選んだ方向に合わせて幅広い基礎知識(社会学、政治学、心理学など)を学び、残りの2年間では自分が選んだ学部に沿って専門的な知識(传播学,新闻学,广播电视学,广告学)を学びます。
Q.2
⾯⽩いと感じた科⽬はありますか?
1つ目は「中国新闻传播史」です。授業の内容は名前の通り中国新闻传播の発展の歴史についてで、传播学を学ぶ上でその歴史を学ぶことは基礎を知ることでもあり、他の授業の補助にもなるのでその繋がりを感じられるのが面白いです。
2つ目は「国际关系导论」で名前の通り国際関係を学びます。政治の理論や現在の国の外交などを学べるので、世界で起きていることを広く理解するという面でとても興味深いです。
Q.3
学習環境はどんな感じですか?
私は今上海にいるので教室で授業を受けていますが、上海に戻れていない人は腾讯会议で参加し、授業によっては録画を見て自分で学習する感じです。
新聞学部は独立したキャンパスがあり、学部の授業はそこで受けています。テスト前などは専門の自習室として開放されたりします。
Q.4
授業で使われる中国語の難易度はどうでしょうか?
中国語で自分の意見が言えて、討論ができるレベルは必要かと思います。
私の場合、高校生になる頃にはHSK6級を取っていたので授業の中国語は基本理解できますが、討論などで瞬時に意見を言うのは言語的に難しく感じることがあります。
Q.5
先⽣の留学⽣や中国⼈学⽣に対する態度は同じでしょうか?
新聞学部には留学生が多いので、配慮しくださる先生も多いです。テストの受け方(开卷,闭卷)など教授によっては変えてくれることがあります。
Q.6
卒業後の進路は?
未定です。
Q.7
どういった⼈が新聞学部に向いていると思いますか?
報道やメディア関係に興味がある人、(方向によって異なります)
Q.8
最後に⾃分の学部に対して⼀⾔お願いします!
留学生が多いので安心感はあります。学部の中で更に細かく分野が分かれているので分野によって学ぶことがだいぶ違うかもしれないですが。
~受験経験談~ 新聞学部
Q.9
⼀番⼤変だったことはなんですか?
テストや面接がどんな感じかイメージが持てなかったので、自分の準備に対する不安が大きかったです。(上海の高校だと推薦枠があるかもしれないので枠数のチェックなどもしておくといいと思います)
Q.10
どんな⾵に受験対策を⾏っていましたか?
復旦大学のホームページに載ってる過去問などを取り組んでました。問題の難易度の目安として上海の高考を参考にもしていました。
Q.11
特に気を付けるべき点はありますか?
テストとは関係ないですが、復旦大学のホームページをまめにチェックして書類の提出期限などに気を付けること。
~まとめ~
以上、趙嘉納さんによる新聞学部の紹介と受験経験談でした!1年生で初心ある紹介だったので初めて新聞学部について知る方でも学部の雰囲気が伝わりやすかったと思います。
続きましては、中国文学部1年の森川依奈さんです!
中国文学部 1年 森川依奈
〜学部紹介〜 中国文学部
Q.1
中国文学部ではどんなことを学んでいますか?
古代から近代と、幅広く文学を学んでいます。
Q.2
⾯⽩いと感じた科⽬はありますか?
必修科目ではないのですが、「中国现代文学名著选讲」という授業は今まで知らなかった中国の有名な作品をたくさん知れて、それを読む良い機会にもなったので面白かったです。
Q.3
学習環境はどんな感じですか?
今は上海に戻れないので授業の録画を見たり、オンラインで授業に参加したりしていますが、教授によって資料しか用意してくれない場合もあるので大変です。
Q.4
授業で使われる中国語の難易度はどうでしょうか?
私の場合生まれも育ちも日本でなおかつ、中国語はHSK5級程度なので、授業で使われている中国語はとても難しく感じる部分が多く、録音した解説を何回も聞き直してやっとなんとかついていっている状態です…。
Q.5
先⽣の留学⽣や中国⼈学⽣に対する態度は同じでしょうか?
留学生に対してというよりは、学校に行けてない学生に対しての対応が、先生によって差が激しいと思います。
私自身まだ上海には行けておらず、日本にいるのですが、ある授業を抽選で勝ち取ったときに、オンラインやオンデマンドでやる予定はないから履修を取り消して下さいと言われたことがあります。
でも先生によっては、留学生が5人くらいしかいなくてもその生徒のために腾讯会议を開いてくれたり、討論もオンラインで向こうの学生と一緒に参加させてくれたり、中国でしか手に入れることができない資料をスキャンして送ってくれたりすることもありました。
Q.6
卒業後の進路は
未定です。
Q.7
どういった⼈が中国文学部に向いていると思いますか?
文学に興味がある人だと思います。
Q.8
最後に⾃分の学部に対して⼀⾔
討論とプレゼンの量が多すぎだし、読まなければいけない本もたくさんありすぎです。テストはほとんどが授業を理解した上で意見を書かせる問題で本当に苦労しました。
~受験経験談~ 中国文学部
Q.9
⼀番⼤変だったことはなんですか?
最新の受験情報を集めることが大変でした。
Q.10
どんな⾵に受験対策を⾏っていましたか?
情報が少なすぎて対策の仕方が分からなかったので、主に面接の練習とかをしていました。
Q.11
特に気を付けるべき点はありますか?
基本的なことになってしまうのですが、資料などの提出期限に気をつけるのが一番大切だと思います。
〜まとめ〜
以上、森川依奈さんによる中国文学部の紹介と受験経験談でした!まだ上海に行けず苦労してる面がかなり多いと見受けられますが、
この先上海に戻ったときには必ずや中国文学部から得られるものが増え、様々な発見に満ち溢れると思いますので、この苦境を乗り越えてほしいですね…!
学部紹介シリーズは今回で最後になりますが、いかがでしたでしょうか。
これらの学部に少しでも興味をもっていただけたら幸いです。要望があればまた他の学部の本科生をインタビューしてこういった形でまた記事にしようかなと考えています!
李康平
日本人留学生会の広報を担当している。
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